上の写真は、朝チース村を出発して、お昼に着いたドリシェニ村の360°パノラマです。
一人のおじいさんがバジを見かけるや、すっと近づいてきて、泣きながら話始めました。バジに会えたことがそんなにも嬉しいのです。私たちが昼食を取りに家の中に入るまで、おじいさんは長い間、亡くなったおばあさんや自分の若い頃の話などをしていたようです。
こんなにも村の人に愛され、必要とされる外国人が他にいるのでしょうか。
左の写真は私たちが食事を取らせていただいた家の様子です。フルーツを頂いて一息つき、ごろんと寝転ぶと、屋根の裏側にビーチサンダルが並んでいました。村の人たちは、私たちが登山靴で歩く山道を、ビーチサンダルで歩きます。家畜がサンダルを持って行かないように、ここに保管してあるのだそうです。
真ん中の写真はトウモロコシの保管場所です。人も牛もトウモロコシを食べていました。ちょっと堅いトウモロコシですが、雨期の水だけで育てられる大事な食料だそうです。ネズミから守るために高い位置に保管してあるのだそうです。
一番下の写真は家の中の天井です。暗くて見にくいかもしれませんが、銃と迫撃砲の弾がありました。こんな田舎の村にも内戦に巻き込まれた跡があるのでした。