私がOKバジこと垣見一雅さんに会うためにバイラワという町に飛んだ日は、バンダというゼネストの日でした。飛行機の中でAMDAというボランティア団体の小林さん（左の写真の右端）にお会いしなければ、バジとの約束の日にタンセンに着くことはありませんでした。
何せ車もバスも全く動かず、店も休業です。唯一動いて良いのは、三輪自転車のリクシャーだけなのです。
「６時になれば車も動くという情報が入りましたから、昼間はリクシャーでルンビニ観光でもされてはいかがですか？帰ってくるまでにタクシーを用意しておきますよ。」ということで、AMDAの事務所に荷物を預かって頂いて、ルンビニに出かけることになったのです。
小林さんのおかげで妙法寺にも行け、釈迦生誕の地のエネルギーもじっくりと感じてくることが出来ました。
６時にバイラワを出発すると、途中の町でたいまつを手に持って練り歩く、バンダのデモ隊に出逢いました。
ホテルでバジにお会いすると、まず私は到着しないというのが夕食の話題だったと話してくれました。心を映してか、タンセンの月は本当に綺麗でした。
