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 ドリシェニ村の外れには学校の校舎が建っていました。壁面には日本人の名前がたくさん書かれています。日本のボランティア団体が建ててくれてた学校で、校舎を建てる時に労働奉仕に来てくれた日本の学生さん達の名前が書かれているのだそうです。でも中は物置状態です。
 原因を聞いてみると、先生のお給料が支払いきれないということでした。学校の校舎があっても先生が雇えないのは、校舎をもらった村に共通の悩みのようです。
 バジは先生のお給料基金を作っており、基金の生む利子で先生のお給料を支払うようにしているのですが、利子の額が足りなくて先生が来てくれなくなってしまったのだそうです。
 そこで私は、このドリシェニ村の基金が先生のお給料を生み出せる額になるよう援助することにしました。私のところにヒーリングを受けに来る皆さんが賽銭箱に入れてくれたお金が生きる機会ですし、皆さんもきっと喜んでくれると思ったからです。
 テレビ東京がバジを取材した時に、私の出した基金が手渡される場面を撮影してくれました。
 新しい先生が来てくれるのが楽しみです。